新鮮さと、味、質にこだわった美味しいホルモンを皆様の食卓へ!! 大阪コリアタウンにある Meat cook SAKURAMOTO

ホルモン料理は焼肉やモツ鍋だけではありません。
しかし、一般的にはそのことがあまり周知されていません。
ホルモンは栄養豊富で食べ方によっては、とてもヘルシーになったり、ガッツリ系になったり、変幻自在の食材です。
その食べ方が、焼肉やモツ鍋ぐらいしか知られていないのは、とても残念な事だと常々思っておりました。

そこで今回、ホームページを立ち上げるにあたり、もっと皆様にホルモンの食べ方を知って頂き、身近な食材として毎日の食卓に取り入れて頂けるように、世界各国のホルモン料理やオリジナル料理をわかり易く、出来るだけ手間のかからない方法で作って頂けるようにレシピを公開してまいりますので、お役立ていただければと思います。

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ロースト・ハート

カテゴリ : ハツ・ハート(心臓)
今月のヨーロッパ特集も最終週を迎え、明日から12月ですね。
日常では、そんなに変化があるわけでもないのに、気忙しい季節です。
でも、忘年会やクリスマスを控え楽しみが多い方もいるのではないでしょうか?
そこで、今週は人の集う事が多い季節に合わせて変わり種ローストをご紹介いたします。
ローストというとローストビーフやローストチキンですが、牛ハートでロースト料理を作ってみました。
以前、友人の手作り結婚披露宴の時に差し入れで持っていき、大変好評だったものです。
リーズナブルなのに大人数の集まりでも大丈夫なボリューム感、なかなか給料が上がらず、ボーナスカットも日常的になっている昨今にぴったりだと思います。
作り方も簡単なので、一度お試しください。
ロースト・ハート

*材料*
牛心臓   1/2個 玉ねぎ 1/2個 人参 1/2本
セロリ葉   1本分 ハーブミックス 小さじ1/2 大さじ1
オリーブ油  大さじ2 更新用 更新用 更新用 更新用
グレービーソース用
醤油  大さじ1 赤ワイン   50cc 黒胡椒   少々
※オーブンバッグ(レギュラー)   1枚        

*作り方*
オーブンを200℃に予熱し、玉ねぎ、人参の皮をむいてスライス。セロリは適当にちぎる。

ハーブミックスと塩を合わせて、牛心臓の全体に擦り込み、オリーブ油を全体に塗っておく。

オーブンバッグに①の半量を入れ、②をその上におき、残りの①を心臓の上にのせる。

③を予熱したオーブンに入れ、約15分焼く。

④をオーブンから出して10~15分休ませる。

⑤の焼き汁を小鍋に移して火にかけ、沸騰して灰汁が出てきたら灰汁を丁寧に取り、醤油と赤ワインを加え一煮立ちさせて火をとめ、ソース入れに移す。

⑤を好みの厚さにスライスし、皿に盛り付けて⑥を添える。
※オーブンバッグ
  オーブン用の耐熱ビニール袋で、輸入雑貨店やネット通販で手に入ります。
2012-11-30 00:00:00

牛テールで作るグラーシュ

カテゴリ : テール(尾)
毎日どんどん寒くなり、朝夕は厚手のコートが必要になるぐらいですね。
今回は、冬場冷え込むハンガリーの伝統的な煮込み料理のグラーシュをご紹介します。
幼い頃に家族の記念日等、特別な日に親に連れて行ってもらったレストランで私が一番気に入っていた料理がグラーシュで、そこでは「仔牛のハンガリー煮込み」としてメニューに載っていました。
今はもう、そのレストランはありませんが、幼い日の家族との懐かしい思い出です。
グラーシュは本来、牛の塊肉で作りますが、今回は骨からも旨味の出るテールを使って作ってみました。
ハンガリー語ではグヤーシュと言い、牛飼いという意味だそうです。
ハンガリー人の先祖が騎馬民族だった頃に草原で作って食べていた料理で、千年以上の歴史があると言われています。
ハンガリーが以前オーストリアと二重帝国だった名残で、現在ではハンガリーだけでなく、
オーストリアにおいても伝統的な料理として数多くの種類のグラーシュがあります。
テール(尾)

*材料*
牛テール   1本 玉ねぎ   2個 バター   30g
おろしニンニク   小さじ2 パプリカパウダー  大さじ2と
  1/2
コンソメキューブ   3個
 クミン 小さじ1/3 マジョラム 小さじ1/2  小さじ1
トマトピューレ 1/2カップ 水溶き小麦粉 大さじ2~3 生クリーム   適宜
付け合せ野菜
人参   1本 じゃが芋   3個  ブロッコリー   1房

*作り方*
牛テールを鍋に入れ、たっぷりの水を注いで火にかける。

玉ねぎをスライスし、フライパンにバターとおろしにんにくを加えて火にかけ、玉ねぎを加えてきつね色になるまでよく炒める。

②に塩・クミン・マジョラム・パプリカを加えて更に炒める。

①が沸騰して灰汁が出てきたら灰汁を丁寧に取り、灰汁取りシートを被せて1時間弱火でコトコトと煮る。

④の灰汁取りシートを除いて③とトマトピューレを加え、更に1時間弱火で煮る。

人参・じゃが芋の皮を剥いて食べやすい大きさに切り、軽く塩を入れた水でやわらかくなるまで茹でる。ブロッコリーは洗って小房に分けて色よく茹でておく。

⑤に水溶き小麦粉を入れ、トロリとした状態になるまでかき混ぜながら煮、塩・胡椒(分量外)で味を整える。

⑥と⑦を彩りよく盛り付け、生クリームを好みでかける。
付け合せの人参とじゃが芋は皮をむいて、トマトピューレを加える時に一緒に加えて煮込んでもいいです。
2012-11-23 00:00:00

ボルシチ

カテゴリ : ツラミ(頬肉)・こま肉
日に日に寒くなってくるこの季節、温かいものが恋しくなってきますよね。
寒さ厳しいロシアの伝統料理ボルシチを作ってみませんか?ロシアではボルシチは日本の味噌汁のような存在で、家庭によって入れる具材や味が異なるそうです。
煮込む時間は少し掛かりますが、手間はあまり掛からないので一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ビーツの赤い色に真っ白なサワークリームを入れて、それを溶かしながらいただくとクリームの濃厚な旨味と
酸味、具材のエキスが溶け出たスープと合いまって、温かくて幸せな気分に誘ってくれますよ。

ボルシチ

*材料*
牛こま肉   400g 玉ねぎ   1個 人参   1本
キャベツ  1/4個 ビーツ水煮  1/2缶 塩・胡椒   少々
ブーケガルニ   1袋 コンソメキューブ   2個 トマトケチャップ  大さじ2
サワークリーム   適宜  青ネギ又はパセリ   適宜     

*作り方*
牛こま肉を2㎝幅に切り、塩・胡椒をしておく。

鍋にサラダ油を熱し、①を加えて肉の表面を焼く。水をたっぷり加えて沸騰させる。

沸騰して灰汁が出てきたら丁寧に取り、ブーケガルニを加えて弱火にし、灰汁取りシートを被せて1時間煮る。

コンソメキューブ、トマトケチャップ、玉ねぎ、人参を加えて30分煮、キャベツを加えてさらに30分煮込む。

青ネギ、又はパセリを細かく刻んでおく。

ビーツの水煮缶を加えて5分煮、皿に盛って好みの量のサワークリームを落として⑤をふりかける。
ブーケガルニが手に入らなければ、ローリエを1~2枚で代用しても大丈夫です。
2012-11-16 07:35:00

ハートdeシュニッツェル

カテゴリ : ハツ・ハート(心臓)
今週はフランス革命で断頭台の露と消えた王妃マリー・アントワネットの生まれ故郷、
オーストリア、ウィーンの伝統料理ヴィーナ・シュニッツェルをご紹介します。
マリー・アントワネットも子どもの頃食べたかもしれませんね?
本来は仔牛肉で作るのですが、牛ハート(心臓)で作ってみました。
心臓はホルモンの中でも臭みが少なくビタミン類が豊富な部位なので、これからの寒い季節にぴったりの食材です。
心臓特有の食感も楽しめるのでお試しください。

ハートdeシュニッツェル

*材料*
牛心臓   400g 塩・胡椒 各小さじ
 1/2
ハーブミックス 小さじ1/2
おろしニンニク   小さじ2 小麦粉   適宜 玉子   1個
パン粉  1カップ オリーブ油 1/2カップ バター  大さじ2
レモン  1/2個  刻みパセリ  大さじ1     

*作り方*
塩・胡椒、ハーブミックスを混ぜ合わせておく。

牛心臓を7㎜ぐらいの厚さにスライスし、おろしニンニクを全体に塗り、①を両面にふりかける。

に小麦粉、少量の水で溶いた玉子、パン粉の順にまぶしていく。(フライものを作るときの要領と同じ手順です。)

フライパンにオリーブ油を入れて熱し、③を入れて薄いきつね色になるまで両面を揚げ焼きにする。

④をキッチンペーパーの上に取り出し、フライパンに残ったオリーブ油を捨てる。

フライパンの表面をキッチンペーパーで拭い、バターを加えて軽く溶かし⑤を戻して全体がきつね色になるまで両面を焼く。

レモンを4つに切って、⑥を皿に盛り刻みパセリを振り掛けてレモンを添える。
付け合せは温野菜やグラッセなど、お好みのものを添えてください。
さっぱりと召し上がりたいときは、グリーンレタスやベビーリーフのサラダなどでもOKです。
写真は、ラタトゥイユを添えています。
2012-11-09 00:00:00

キドニーパイ

カテゴリ : 牛マメ(腎臓)
秋も日に日に深まりを見せてきましたね。朝夕はほんとに寒く感じます。
そろそろ熱々で湯気の立つ食べ物が恋しくなってきました。
今月は、寒さ厳しいヨーロッパの料理をご紹介していこうと思います。
1回目は、商品紹介のページで「折を見てご紹介します。」とお約束していたイギリスの伝統料理、キドニーパイです。
最近のイギリスの家庭ではあまり作られないそうですが、街中のパブでは人気メニューとして、
まだまだ不動の地位を保っているらしく、どこのパブでも食べられる料理だそうです。
キドニーパイ

*材料*
牛マメ   200g 牛カレー肉   150g ニンニク    1片
玉ねぎ   1個 マッシュルーム   1パック オリーブ油   大さじ1
小さじ1/2 黒胡椒 小さじ1/2 クミン   少々
ナツメグ   少々 クローブ  2~3本 ベイリーフ   1枚
小麦粉  大さじ2 1/2カップ 赤ワイン 1/2カップ
醤油 小さじ1/2 ケチャップ 大さじ1と
1/2
リー・ぺリンソース  大さじ1
冷凍パイシート   150g 卵黄   1個分  バター   大さじ1 

*作り方*
牛マメを縦半分に切って洗い、筋と脂を取り除いて1.5㎝角にきり、牛カレー肉は1㎝角に切る。

ニンニク、玉ねぎは皮をむいてスライス、マッシュルームは洗ってスライスする。

鍋にオリーブ油とニンニクを入れて火にかけ、香りがでるまで炒め、①を加えて更に炒める。

③に②の玉ねぎを加え、透き通ってくるまで炒め、マッシュルームを加える。

④に塩、黒胡椒、クミン、ナツメグ、クローブを加えてさっと混ぜ、小麦粉を加えて全体にまぶすように混ぜながら炒める。

水、ベイリーフ、醤油、ケチャップ、リー・ぺリンソース、赤ワインを加え、火を弱めてとろみがついてくるまで焼く20分煮込み、最後にバターを加えてよく混ぜる。途中焦げ付かないように時々かき混ぜる。

⑥を耐熱容器に移し、あら熱が取れるまで置いておく。

パイシートを耐熱容器の口径より一周り大きく伸ばし、フォークで数か所刺して空気穴をあけておく。

⑦に⑧のパイシートを被せてパイが外れないように容器にしっかり密着させる。少量の水で溶いた卵黄を表面に塗り、250℃に熱したオーブンに入れてパイがこんがりきつね色になるまで15分焼く
2012-11-02 00:00:00

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