新鮮さと、味、質にこだわった美味しいホルモンを皆様の食卓へ!! 大阪コリアタウンにある Meat cook SAKURAMOTO

配給 登記
資料

ホルモン雑学

戦前の日本では内臓肉を食べる習慣がほとんどなく、内蔵は捨てていました。
では、なぜ現在のように日本人が焼肉等で内臓肉(ホルモン)を食べるようになったのでしょうか。

歴史は20世紀初頭にまでさかのぼります。

当時、日本に住んでおられた、韓国や朝鮮の方々は、母国に古くから伝わる多彩な肉食文化の技術を応用し、日本人が捨てていた内臓肉(ホルモン)をうまく料理し、美味しく食べることに優れていました。

戦後、彼らの中に鶴橋周辺(大阪市生野区)に定住し、商売を始める人々が現れていきます。
それによって鶴橋周辺に多くの韓国食材や衣料品、生活用品を扱う店、焼肉店が立ち並ぶようになります。
 以降、時を経る中で、その数がどんどん増えていき、現在のコリアタウンや国際マーケットへと発展してきたようです。

戦後、日本人も闇市等で牛の内蔵を口にするようになり、その美味しさを知って徐々に日本人にも広まり始めていきます。
そのうちに現在の焼肉のスタイルで内臓肉(ホルモン)を提供するお店が現れ、段々と全国に広まるようになってきました。

一般的に内蔵肉(ホルモン)の焼肉をホルモン焼きと言いますが、由来はご存知ですか。
諸説ありますが、よく言われているのは、ホルモンとは大阪弁で捨てる物の事を「放るもん」と言います。
前述したように戦前の日本では内蔵は捨てていました。
つまり大阪弁で言えば放(ほか)していたんです。

「放すもん」→「放るもん」→「ホルモン」という風になり、現在の「ホルモン」という名称が誕生したと言われています。
ただ、この説には賛否両論があり、真相は定かではありませんが、先人たちの伝承で現在まで伝わっているものなので、白黒はっきりつけないのも、粋な事ではないかと思います。

参考までにその他の説の一例
ドイツ語のphysiologisch Hormon(動物の生理ホルモン)からスタミナのつく栄養豊富な物という事で名付けられたという説もあります。