新鮮さと、味、質にこだわった美味しいホルモンを皆様の食卓へ!! 大阪コリアタウンにある Meat cook SAKURAMOTO

ホルモン料理は焼肉やモツ鍋だけではありません。
しかし、一般的にはそのことがあまり周知されていません。
ホルモンは栄養豊富で食べ方によっては、とてもヘルシーになったり、ガッツリ系になったり、変幻自在の食材です。
その食べ方が、焼肉やモツ鍋ぐらいしか知られていないのは、とても残念な事だと常々思っておりました。

そこで今回、ホームページを立ち上げるにあたり、もっと皆様にホルモンの食べ方を知って頂き、身近な食材として毎日の食卓に取り入れて頂けるように、世界各国のホルモン料理やオリジナル料理をわかり易く、出来るだけ手間のかからない方法で作って頂けるようにレシピを公開してまいりますので、お役立ていただければと思います。

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小腸とサヤインゲン、トマトの冷製パスタ

カテゴリ : ヒモ(小腸)
先週に引き続き、麺料理をご紹介します。
夏休みもあと10日を切りました。昼食を何にしようかと頭を悩ますのもあと少しですね。
今週は、暑さや湿度による体調不良に良いとされるサヤインゲン、熱を下げるトマトを使い、小腸と合わせて黒胡椒でアクセントをつけた、冷製パスタをご紹介します。
暦の上では、とっくに立秋を迎えていますが、厳しい暑さはまだしばらく続きそうですね。
クーラーの効いた職場や部屋と外に出た時の温度差で身体に不調が出やすいこの季節、体調管理にはくれぐれも気をつけてくださいね。

 小腸とサヤインゲン、トマトの冷静パスタ

*材料*
小腸 400g  細めのパスタ  350g  サヤインゲン  1パック 
トマト 1個  玉ねぎ 1/2個 ブーケガルニ 1束 
白ワインビネガー 大さじ2 黒胡椒 適宜 少々
砂糖 大さじ1弱 薄口しょうゆ 大さじ1 オリーブ油 大さじ2~3
おろしにんにく 少々        

*作り方*
小腸を流水でよく洗い、ヌメリを取って鍋に入れ、たっぷりの水を入れて火にかけ、茹でこぼす。

①の小腸を流水で汚れや灰汁を洗い、2cm長さに切る。

鍋に②と塩小さじ1(分量外)、ブーケガルニ、小腸が被るより多めの水を入れて火にかけ、小腸が軟らかくなるまで30~40分茹でる。

サヤインゲンは塩茹でしてから3cm長さの斜め切りに、トマトは1cm角に切る。

大き目のボールに白ワインビネガー、薄口しょうゆ、塩、砂糖、黒胡椒を加えよく混ぜる。

玉ねぎをみじん切りにして⑤に加え混ぜ、オリーブ油も加えてよく混ぜる。③の小腸を熱い間に取出し、加えて和えるように混ぜる。

パスタをパッケージより30秒長めに茹でてザルに上げ、氷水でしめ、しっかりと水気を切る。

⑥に⑦と④を加えて全体に味が絡むように混ぜ器に盛る。



2015-08-21 00:00:00

麺線

カテゴリ : ヒモ(小腸)
今週は、台湾屋台で定番の麺線(ミェンシェン)と呼ばれる、腸の入った細麺入りのスープをご紹介します。
日本の素麺のような細麺を腸と一緒に鰹だしの効いたスープで煮込んだトロミのある麺料理です。
中に入っている麺は、台湾では紅麺線という麺を使うのですが、日本では手に入りにくいので代わりに素麺を使います。
とてもあっさりとしており、食べるとなんだか懐かしい感じの味がします。
きっと、鰹のだしが効いているからだと思うのですが、日本人にも食べ易い感じです。
屋台では刻んだ香菜(パクチー)と黒酢を入れてくれ、食べる人が好みで豆板醤やおろしニンニクなどをトッピングしていました。
屋台で食べられる麺線ですが、台湾には有名な麺線専門店がいくつかあるそうです。

 麺線

*材料*
小腸 400g 玉ねぎみじん切り 1/3個分 中華スープ 1,500cc
かつおだしの素 1袋 おろし生姜 小さじ1と1/2 醤油 大さじ2
黒酢 大さじ1 砂糖 大さじ1 かき油 大さじ1
鰹節 15g 素麺 200g

ごま油 大さじ1/2~1
塩・胡椒 少々 水溶き片栗粉 大さじ5    
(薬味)
刻み香菜 適宜 ラー油 適宜 豆板醤 適宜
黒酢 適宜 おろしニンニク 適宜    

*作り方*
小腸を流水で洗い、ヌメリを取る。たっぷりの水と一緒に鍋に入れて茹でこぼし、一口大に切っておく。

大き目の鍋に中華スープと鰹だしの素を入れて火にかけ、①の小腸、玉ねぎのみじん切り、おろし生姜を加えて20~30分、小腸がやわらかくなるまで煮る。

②に醤油、砂糖、黒酢、かき油、鰹節を加えて更に10~15分煮る。

③に素麺を加え、3~5分煮て塩・胡椒で味を調え、水溶き片栗粉でトロミをつけ、仕上げにごま油を加える。

④を器に盛り、好みで香菜、黒酢、ラー油などの薬味を加える。

※素麺を入れてから煮込む時間は、お好みで調節してください。

2015-01-16 00:00:00

四神湯

カテゴリ : ヒモ(小腸)
年末・年始のお休みも終わり、いつもの日常に戻ってきましたね。
皆さんのお正月はいかがでしたか?
私は、台湾に家族旅行に行ってきました。
台湾は本来お正月を旧暦で祝うそうですが、新暦のお正月は4連休になるそうで、日本と同じようにお寺や観光地は人、人、人で大混雑です。
台湾と言えば観光もさることながら、グルメも有名ですよね。
私も朝市や夜市などに行って台湾グルメを堪能してきました。
今週と来週は、台湾の屋台グルメをご紹介しようと思います。
まずは、四神湯(シーシェンタン)と呼ばれる腸の入った薬膳スープです。台湾の屋台でよく売られており、庶民の味として浸透しているスープです。

 四神湯

*材料*
小腸 300g ハトムギ 80g 蓮の実 20粒
芡実 10g 山薬 15g 茯苓 10g
1,300cc 中華スープの素 大さじ2/3 生姜(スライス) 1片分
白ネギ 1/2本 大さじ2 塩・胡椒 適宜

*作り方*
小腸を流水でよく洗い、ヌメリを取ってたっぷりの水とともに鍋に入れて火にかける。

①にぶつ切りにした白ネギを加え茹でこぼし、粗熱が取れたら1.5cm長さに切る。

大き目の鍋に水、②、ハトムギ、蓮の実、芡実、山薬、茯苓を入れて火にかけ、沸騰してきたら酒、生姜スライスを加えて材料が軟らかくなるまで弱火で40~50分煮る。途中、水が少なくなってきたら足す。

材料が軟らかくなってきたら、中華スープの素を入れて20分煮る。

④に塩・胡椒をして味を調え、器に盛る。

※蓮の実、ハトムギ、山薬、芡実、茯苓は中華食材の店や漢方薬店で手に入ります。
茯苓、芡実は手に入らなければ入れなくても作れます。山薬は手に入らなければ山芋で代用できます。

2015-01-09 01:30:00

小腸と白菜の生姜蒸し

カテゴリ : ヒモ(小腸)
11月も後半に差し掛かり、来月は師走を迎えますね。1年で一番慌しく過ぎる月です。
大掃除や忘年会にクリスマス、お正月の準備でなにかしら忙しく過ごされるのではないでしょうか?
今週は、忙しくて時間のない時でも簡単に作って頂ける蒸し料理をご紹介します。
寒さ厳しい日でも、生姜たっぷりのこのお料理を召し上がれば心も身体もポッカポカになって頂けると思います。

 小腸と白菜の生姜蒸し

*材料*
小腸 500g 白菜 1/4 人参 小1本
白ネギ 2本 椎茸 3~4枚 さつま芋 1本
(タレ用)
昆布だし 200cc 醤油 大さじ2 大さじ1と1/2
みりん 大さじ1 おろし生姜 小さじ5     

*作り方*
小腸を流水で洗いヌメリを取って、たっぷりの水と一緒に鍋に入れて火に掛け、沸騰してきたら灰汁を取る。

15~20分茹でたらザルに上げ、粗熱を取る。

②の粗熱が取れたら2cm長さに切っておく。

白菜は2cm長さに、人参は5㎜幅の斜め切り、白ネギは1cm幅の斜め切り、椎茸は軸を取っておく。さつま芋は8㎜幅の輪切りにする。

土鍋又はタジン鍋などの蒸し鍋に④の野菜と③の小腸を彩りよく盛り付る。

タレ用の調味料を全て混ぜ合わせ、⑤の具材の上から全体にまわし掛け、蓋をして火に掛ける。

沸騰してから10~15分火に掛け、野菜が軟らかくなったら出来上がり。

※野菜は冷蔵庫に残っているものや季節の物などでも構いません。



2014-11-21 00:00:00

もつ鍋

カテゴリ : ヒモ(小腸)
毎朝、布団から出るのが億劫になってきました。
これから益々寒さが増してくるのかと思うと、テンションが下がり気味です。
先日、夕食の買い物をしながらメニューを何にしようかと迷っている時、もつ鍋の美味しそうなポスターを見かけ、そういえばホルモンレシピにもつ鍋を掲載していなかったなぁと思いました。
ホルモンと言えば「もつ鍋」。定番なんですよね。
自分では気づかないうちに、定番過ぎて掲載しづらいなぁと、勝手に決めつけていたのかもしれません。
野菜もたくさん入っているし、唐辛子やニンニクの成分で温まるし、寒い日にはうってつけのメニューかもしれません。
今週は、その定番メニュー「もつ鍋」をご紹介します。
 もつ鍋

*材料*
小腸 800g キャベツ 1/2個 ニラ 1束
白ネギ 2本 椎茸 4枚 モヤシ 2袋
玉ねぎ 1個  ニンニク 2~3 鷹の爪 1本
糸唐辛子 適宜        
(もつ鍋のタレ用)
出汁(鰹・昆布) 1000~1200cc 薄口しょうゆ 120cc ダシダ 小さじ2
80cc        
(薬味用)
すり胡麻 適宜 スダチ 2~3個 大根おろし 適宜
刻み葱  適宜         

*作り方*
小腸を流水でよく洗ってヌメリを取り、たっぷりの水が入った鍋に入れて火に掛け、軟らかくなるまで20~30分茹でる。

①をザルに上げて流水で小腸の表面に付いた灰汁を洗い流し、2cm長さの一口大に切る。

キャベツはざく切り、ニラは3cm長さに、白ネギは5㎜幅の斜切り、玉ねぎは5㎜幅に切って大皿に盛り付ける。

土鍋にもつ鍋のタレ用調味料を全て入れて火に掛け、薄切りにしたニンニク、種とヘタを取って輪切りにした鷹の爪を入れる。

④が煮立ってきたら、②を加えて2~3分煮、③の野菜を加えて野菜が軟らかくなるまで煮込む。

⑤が煮えたら小鉢に取分け、そのままでもいいが、好みですり胡麻や大根おろし、スダチ等を添えると、また違った味わいを楽しめます。

※薬味は柚子胡椒やかんずり等を使って頂いても美味しく召し上がって頂けます。
※ダシダが手に入らない時は、粉末の鶏がらスープの素や、ビーフコンソメで代用してください。


2014-11-07 00:00:00

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