新鮮さと、味、質にこだわった美味しいホルモンを皆様の食卓へ!! 大阪コリアタウンにある Meat cook SAKURAMOTO

ホルモン料理は焼肉やモツ鍋だけではありません。
しかし、一般的にはそのことがあまり周知されていません。
ホルモンは栄養豊富で食べ方によっては、とてもヘルシーになったり、ガッツリ系になったり、変幻自在の食材です。
その食べ方が、焼肉やモツ鍋ぐらいしか知られていないのは、とても残念な事だと常々思っておりました。

そこで今回、ホームページを立ち上げるにあたり、もっと皆様にホルモンの食べ方を知って頂き、身近な食材として毎日の食卓に取り入れて頂けるように、世界各国のホルモン料理やオリジナル料理をわかり易く、出来るだけ手間のかからない方法で作って頂けるようにレシピを公開してまいりますので、お役立ていただければと思います。

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フクの唐揚げ

カテゴリ : フク(プップギ・肺)
今週はビールに合うおつまみレシピをご紹介します。
内臓業界では、フクをよく天ぷらに揚げるそうです。私は一、二度しか食べた事が無いのですが、どちらかというとフク独特のえぐみがちょっと苦手なんです。なので、今回は私流にアレンジをして、食べ易い唐揚げにしてみました。
一度下ゆでしてあるので、フクの独特のクセが抑えられて、今まで召し上がられたことがない方にも食べ易いと思います。少し濃い目の味付けにしてありますので、冷えたビールにはよく合いますよ。

フクの唐揚げ

*材料*
フク    300g 醤油 大さじ1 大さじ1
おろし生姜   大さじ1 卵黄    1個分 小麦粉    大さじ3
片栗粉   大さじ1 下味用塩  小さじ1 揚げ油   適宜

*作り方*
フクを流水できれいに洗い、鍋にたっぷりの水と共に入れて茹でる。

①が沸騰して灰汁が出てきたら、湯を捨ててフクを流水できれいに洗い、一口大の大きさに切って鍋に下味用の塩と共に30分茹でる。

②が茹で上がったらザルにあけて水気を切って、大き目のボールに入れる。

③に醤油、酒、おろし生姜、卵黄を加えてよく混ぜ、30分冷蔵庫で休ませる。

④に小麦粉と片栗粉を加えて全体にまんべんなくまぶさるように手で混ぜる。

⑤を180℃の油できつね色になるまで揚げる。
フクは独特のクセやえぐみがあるので、下茹でしてからのほうが食べやすいです。
フクのクセやえぐみがお好きな方は、生のまま直接下味をつけて揚げられても構いません。
2013-06-07 00:00:00

フクのチヂミ

カテゴリ : フク(プップギ・肺)
今週はフクのチヂミをご紹介します。
韓国の方はよくチヂミにフクを入れられるそうで、コリアタウンのチヂミ屋さんでも売られているのをよく見かけます。
フクのフワフワした食感と中に入っているニラや人参などの野菜の食感が相まって、とても美味しいんですよ。
おやつや、お酒のおつまみはもちろん、ちょっと小腹の空いた軽食としても、肉や魚介類などと野菜を混ぜて焼いたチヂミは、中に入れる具材によって、しっかり栄養の取れる万能選手だと思います。
皆さんも、いろいろと試してみられてはいかがでしょうか?
フクのチヂミ

*材料*
 フク    100g ニラ    1束 人参    1/3本
サツマイモ   小1/2本 青ネギ    2本 キムチ    適宜
(生地用)
小麦粉 1/2カップ 小さじ1/2 胡椒    少々
山芋    1/4本    2個 サラダ油・
  胡麻油
  各大さじ1
(タレ用)
薄口醤油 大さじ1 米酢 大さじ2 砂糖 小さじ2
コチュジャン  小さじ1~2 レモン汁    小さじ1 すり胡麻    大さじ1

*作り方*
鍋にたっぷりの水とフクを入れて火にかけ、15~20分茹でて、食べやすいように小さ目にスライスしておく。

大き目のボールに皮をむいた山芋をすりおろし、小麦粉・塩・胡椒を加えて混ぜる。卵を加えて更に混ぜる。

ニラは3㎝長さに、人参はニラと同じ大きさの短冊に、サツマイモは千切り、青ネギは小口切りにし、キムチは刻んでおく。

タレ用のコチュジャンと砂糖を小さいボールに入れ、米酢を少しずつ加えてよく混ぜる。コチュジャンと砂糖が溶けて馴染んできたら、残りの米酢、醤油、レモン汁を加えて混ぜ、すり胡麻を加えて混ぜ、タレ用の小鉢に移す。

②に①と③を加えて生地が全体に絡むように混ぜ、サラダ油とごま油を熱したフライパンに流し入れ、中火で焼く。

焼いている面がきつね色になってきたら、ひっくり返して裏面を焼く。

※辛い物が苦手な方やお子様が召し上がる時は、コチュジャンやキムチの量を控えめにして作って頂ければいいと思います。
2013-03-29 00:00:00

フクのぬた和え

カテゴリ : フク(プップギ・肺)
フク(プップギ)は、牛の肺にあたる部位です。
触るとフワフワした感じで、食べると以外に歯ごたえのある食感です。
韓国の方はよく、茹でて薄く切りチヂミに入れられたりするようです。
内臓業界に携わる方は天ぷらにされたりするそうです。
(私も内臓業界に携わっているのですが、実はあんまり食べたことがないんです。困惑)
今回はそんなフクを少し辛味の効いた酢味噌で、今が旬の下仁田ネギとともに「ぬた和え」にしてみました。
熱燗と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?
フクのぬた和え

*材料*
牛フク  150g 下仁田ネギ  1本 白味噌 70g      
砂糖   大さじ2  米酢   大さじ2 豆板醤 小さじ1/2
 少々 七味唐辛子  小さじ1/2  すり胡麻  大さじ1 

*作り方*
鍋にたっぷりの水を張り縦半分に切ったフクを入れて火にかけ、沸騰したら灰汁を丁寧に取り、15分~20分茹でて冷ましておく。

下仁田ネギを洗って根っこを切り落とし、3㎝長さに切ってサッと茹でて冷ましておく。

少し大きめのボールに白味噌、砂糖、塩、豆板醤を入れて、米酢を少しずつ加えながら混ぜ合わせていく。全体が混ざって滑らかな状態にしておく。

①を食べやすい大きさに切り、②とともに③に加えて、全体を和えるように混ぜて器に盛り、すり胡麻をかける。
※フクは茹でている時、浮いてくるので、時々ひっくり返しながら茹でてください。

好みで豆板醤をコチュジャンに変えてごま油を加えれば、韓国風に仕上げることも出来るので、お試しください。

下仁田ねぎが手に入らなければ、白ネギや青ネギで代用して頂いても大丈夫です。
2013-03-08 00:00:00