フク(プップギ)は、牛の肺にあたる部位です。
触るとフワフワした感じで、食べると以外に歯ごたえのある食感です。
韓国の方はよく、茹でて薄く切りチヂミに入れられたりするようです。
内臓業界に携わる方は天ぷらにされたりするそうです。
(私も内臓業界に携わっているのですが、実はあんまり食べたことがないんです。

)
今回はそんなフクを少し辛味の効いた酢味噌で、今が旬の下仁田ネギとともに「ぬた和え」にしてみました。
熱燗と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?
 
| *材料* | 
| 牛フク | 150g | 下仁田ネギ | 1本 | 白味噌 | 70g | 
| 砂糖 | 大さじ2 | 米酢 | 大さじ2 | 豆板醤 | 小さじ1/2 | 
| 塩 | 少々 | 七味唐辛子 | 小さじ1/2 | すり胡麻 | 大さじ1 | 
| *作り方* | 
| ① 鍋にたっぷりの水を張り縦半分に切ったフクを入れて火にかけ、沸騰したら灰汁を丁寧に取り、15分~20分茹でて冷ましておく。 | 
| ② 下仁田ネギを洗って根っこを切り落とし、3㎝長さに切ってサッと茹でて冷ましておく。 | 
| ③ 少し大きめのボールに白味噌、砂糖、塩、豆板醤を入れて、米酢を少しずつ加えながら混ぜ合わせていく。全体が混ざって滑らかな状態にしておく。 | 
| ④ ①を食べやすい大きさに切り、②とともに③に加えて、全体を和えるように混ぜて器に盛り、すり胡麻をかける。 | 
※フクは茹でている時、浮いてくるので、時々ひっくり返しながら茹でてください。
好みで豆板醤をコチュジャンに変えてごま油を加えれば、韓国風に仕上げることも出来るので、お試しください。
下仁田ねぎが手に入らなければ、白ネギや青ネギで代用して頂いても大丈夫です。