新鮮さと、味、質にこだわった美味しいホルモンを皆様の食卓へ!! 大阪コリアタウンにある Meat cook SAKURAMOTO

ホルモン料理は焼肉やモツ鍋だけではありません。
しかし、一般的にはそのことがあまり周知されていません。
ホルモンは栄養豊富で食べ方によっては、とてもヘルシーになったり、ガッツリ系になったり、変幻自在の食材です。
その食べ方が、焼肉やモツ鍋ぐらいしか知られていないのは、とても残念な事だと常々思っておりました。

そこで今回、ホームページを立ち上げるにあたり、もっと皆様にホルモンの食べ方を知って頂き、身近な食材として毎日の食卓に取り入れて頂けるように、世界各国のホルモン料理やオリジナル料理をわかり易く、出来るだけ手間のかからない方法で作って頂けるようにレシピを公開してまいりますので、お役立ていただければと思います。

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ホルモンスジのどて焼

カテゴリ : ホルモンスジ
今年は桜の季節が例年より早く過ぎてしまい、入学式に葉桜だった地域も多かったと聞いております。
4月も半ばを過ぎ、今月末からはゴールデンウィークに入りますよね。皆さんはゴールデンウィークどう過ごされますか?
お休みの取り方によっては、10連休の方もいらっしゃるようで、羨ましいです。
行楽地や海外に行かれる方、お家でのんびりされる方、いろいろだと思います。
今週は、ホルモンスジのどて焼をご紹介しようと思います。
お家でのんびりされる方や行楽地から帰ってきてご飯を作る気力が無い時に、前もって作っておけば後は温めるだけ!
私も今のところゴールデンウィークの予定がないので、どて焼を作って冷酒片手にお昼からちょっと一杯。
なんて、日頃は出来ない至福の時間を過ごそうかと思っています。

ホルモンスジのどて焼

*材料*
ホルモンスジ  300g 板こんにゃく 1/2枚 青ネギ  1~2本
白味噌 大さじ3 米味噌 大さじ1 砂糖 大さじ1
薄口しょうゆ 小さじ1 小さじ2 柚子皮 少々
七味唐辛子 適宜 炒り胡麻 少々    

*作り方*
ホルモンスジを水で洗って汚れを取り、鍋にたっぷりの水を入れて火にかける。

①が沸騰して灰汁が出てきたらザルにあけて流水で筋の周りに付いた灰汁を洗う。

板こんにゃくは小さ目の一口大に手でちぎり、熱湯に晒して灰汁を抜く。

鍋に②と③を入れて被るくらいの水を入れて火にかけ、灰汁取りシートを被せてホルモンスジが軟らかくなるまで1時間~1時間半煮る。途中で水が減ってきたら足す。

砂糖、白味噌、米味噌を入れて弱火で煮汁にトロミが付いてくるまで焦げないように気を付けて煮、薄口しょうゆ、酒を加えて更に5分煮る。

青ネギと柚子皮を刻み、⑤を器に盛ってその上に青ネギと柚子皮を添え、炒り胡麻をかけ、好みで七味唐辛子を添える。
2013-04-19 00:00:00

ハチノスの参鶏湯仕立て

カテゴリ : ハチノス(第2胃)
先日ハチノスを見ていたら、「これにもち米や棗を入れて煮たら参鶏湯のようになるかも?」
と思い作ってみました。
鶏と違ってハチノスは筒状になっていないので、中身が出てこないようにタコ糸で縛るのがちょっと面倒ですが、いい感じに仕上がったので、今週のレシピでご紹介します。
長く煮込んだハチノスのモチモチ感が、鶏とはまた違った風味を醸し出します。
ハチノスは牛なので、出汁には韓国の牛だし、ダシダを使いました。ダシダが手に入らなければ、牛骨や筋肉と一緒に煮込んで、塩・胡椒で味付けしていただいても美味しくできます。
ハチノスの参鶏湯仕立て

*材料*
白ハチノス 1枚 もち米 100g なつめ 5個
銀杏 10個 高麗人参 10g クコの実 5g
ダシダ 大さじ1と
1/2
塩・胡椒 適宜 ニンニク 3~5片

*作り方*
もち米をザルに入れて研ぎ、水に30分~1時間浸けておく。

ハチノスをの汚れを取り、分厚いところを薄く削いで広げる。

①の水を切ってボールに入れ、なつめ、銀杏、高麗人参、クコの実を加えて混ぜ合わせ、広げて②のハチノスの中心部に全部のせ、ハチノスを端から中身を包むようにして爪楊枝で仮止めをする。

③がバラバラにならないようにタコ糸でローストビーフを焼くときの要領で、全体を縛る。

大き目の鍋に④とニンニク、たっぷりの水を加えて火にかけ、沸騰したら灰汁を丁寧に取ってから火を弱め、ハチノスが軟らかくなるまで1時間~1時間半煮る。

ダシダを加えて更に30分煮、塩・胡椒であじを調えて器に盛る。

※ダシダが無くて牛骨や筋肉を使うときは、具材を包んだハチノスを煮込む時に一緒に入れて煮込む。この時、灰汁がたくさん出るので、しっかりと灰汁を取るようにしてください。


2013-04-12 00:00:00

モツ丼

カテゴリ : 牛モツミックス
春休み中で、お子様を持つご家庭は、お昼ごはんに悩まれる事も多いと思います。
こんな時に、大目に作っておけば、子どものお昼ごはんにも、お父さんの晩酌の後のご飯ものとしても、一人暮らしを始めたばかりの方にも重宝する、丼物をご紹介します。
いろいろな部位のモツを使い、最後に卵の黄身を落とすことによって、栄養価も高く、まろやかな丼です。ぜひ、お試しください。

モツ丼

*材料*
モツミックス   300g 玉ねぎ    1個 生姜    1片
ニンニク 1片 鷹の爪 1本 醤油    75cc
ハチミツ 大さじ2 黒砂糖 大さじ1 赤ワイン 大さじ3
白ネギ 1/2本 卵黄 4個 七味唐辛子 適宜
白ごはん 800g ごま油 大さじ2~3 炒り胡麻 大さじ2
焼海苔 2枚        

*作り方*
モツミックスとたっぷりの水を鍋に入れて火にかけ、沸騰して灰汁が出てきたら大きな灰汁を取って、茹でこぼす。

②が沸騰したら丁寧に灰汁を取って、モツが軟らかくなるまで30分煮る。

玉ねぎは3㎜幅にスライス、生姜は千切り、ニンニクは薄くスライス、鷹の爪はヘタを取っておく。

③に④を加えて一混ぜし、ハチミツと黒砂糖を加えて20分煮る。醤油を加えて更に20分煮て、仕上げに赤ワインを加え全体を混ぜて火を止める。

白ネギは細い千切りにして、ボールに張った水に浸けてさらしておく。

白ごはんに炒り胡麻とごま油を加えて全体をまんべんなく混ぜ、丼に盛っておく。その上に手で小さくちぎった焼き海苔をふりかける。

⑦の上に⑥の白ネギを水気を切ってのせ、その上に⑤のモツをのせる。丼に盛ったモツの真ん中を少し窪ませ、卵黄を落とす。

好みで七味唐辛子を添える。
2013-04-05 00:00:00

フクのチヂミ

カテゴリ : フク(プップギ・肺)
今週はフクのチヂミをご紹介します。
韓国の方はよくチヂミにフクを入れられるそうで、コリアタウンのチヂミ屋さんでも売られているのをよく見かけます。
フクのフワフワした食感と中に入っているニラや人参などの野菜の食感が相まって、とても美味しいんですよ。
おやつや、お酒のおつまみはもちろん、ちょっと小腹の空いた軽食としても、肉や魚介類などと野菜を混ぜて焼いたチヂミは、中に入れる具材によって、しっかり栄養の取れる万能選手だと思います。
皆さんも、いろいろと試してみられてはいかがでしょうか?
フクのチヂミ

*材料*
 フク    100g ニラ    1束 人参    1/3本
サツマイモ   小1/2本 青ネギ    2本 キムチ    適宜
(生地用)
小麦粉 1/2カップ 小さじ1/2 胡椒    少々
山芋    1/4本    2個 サラダ油・
  胡麻油
  各大さじ1
(タレ用)
薄口醤油 大さじ1 米酢 大さじ2 砂糖 小さじ2
コチュジャン  小さじ1~2 レモン汁    小さじ1 すり胡麻    大さじ1

*作り方*
鍋にたっぷりの水とフクを入れて火にかけ、15~20分茹でて、食べやすいように小さ目にスライスしておく。

大き目のボールに皮をむいた山芋をすりおろし、小麦粉・塩・胡椒を加えて混ぜる。卵を加えて更に混ぜる。

ニラは3㎝長さに、人参はニラと同じ大きさの短冊に、サツマイモは千切り、青ネギは小口切りにし、キムチは刻んでおく。

タレ用のコチュジャンと砂糖を小さいボールに入れ、米酢を少しずつ加えてよく混ぜる。コチュジャンと砂糖が溶けて馴染んできたら、残りの米酢、醤油、レモン汁を加えて混ぜ、すり胡麻を加えて混ぜ、タレ用の小鉢に移す。

②に①と③を加えて生地が全体に絡むように混ぜ、サラダ油とごま油を熱したフライパンに流し入れ、中火で焼く。

焼いている面がきつね色になってきたら、ひっくり返して裏面を焼く。

※辛い物が苦手な方やお子様が召し上がる時は、コチュジャンやキムチの量を控えめにして作って頂ければいいと思います。
2013-03-29 00:00:00

ミノのトマト煮

カテゴリ : ミノ(第1胃)
今週は、ミノを使ったイタリア料理をご紹介いたします。
本格的なイタリア料理店やイタリア風居酒屋などで定番メニューとして知られている「トリッパのトマト煮込み」です。
トリッパというのは、イタリア語で胃袋の事を指し、英語ではトライブと呼ばれています。
ニンニクと香味野菜、トマトで胃袋がやわらかくなるまで煮込んだマンマの味です。
作り方は割と簡単なので、作ってみてくださいね。

ミノのトマト煮

*材料*
牛ミノ 200g 玉ねぎ 1/4個 ニンニク 1片
人参 1/6本 セロリ 1/8本 オリーブ油 大さじ1
ローリエ 1枚 1/2カップ ハチミツ 小さじ1
小さじ1/2 カットトマト水煮 1/2缶 黒胡椒 小さじ1/2~2/3

*作り方*
玉ねぎとニンニクは皮をむいてみじん切り、人参とセロリもみじん切りにしておく。

ミノは食べ易いように切り目を入れて一口大に切っておく。

鍋にオリーブ油と①の野菜類を入れて、玉ねぎが透き通るまで炒める。

③に②を加えて、ミノが全体に白っぽくなってくるまで炒め、水とローリエを加える。沸騰してきたら、灰汁を取って蓋をし、弱火で20分煮る。

④にハチミツと塩を加え更に15分煮る。

⑤にカットトマトの水煮を加え、焦げ付かないように時々混ぜながら20分煮る。

味を見て塩で調節し、黒胡椒を加えて全体を混ぜて器に盛る。

※黒胡椒の分量は、小さじ1/2から2/3としていますが、お好みで加減して頂ければいいと思います。
※彩りにパセリやシブレットのみじん切り等を添えて頂くと、トマトの赤にグリーンが冴えて綺麗に仕上がります。
2013-03-22 00:00:00

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