新鮮さと、味、質にこだわった美味しいホルモンを皆様の食卓へ!! 大阪コリアタウンにある Meat cook SAKURAMOTO

ホルモン料理は焼肉やモツ鍋だけではありません。
しかし、一般的にはそのことがあまり周知されていません。
ホルモンは栄養豊富で食べ方によっては、とてもヘルシーになったり、ガッツリ系になったり、変幻自在の食材です。
その食べ方が、焼肉やモツ鍋ぐらいしか知られていないのは、とても残念な事だと常々思っておりました。

そこで今回、ホームページを立ち上げるにあたり、もっと皆様にホルモンの食べ方を知って頂き、身近な食材として毎日の食卓に取り入れて頂けるように、世界各国のホルモン料理やオリジナル料理をわかり易く、出来るだけ手間のかからない方法で作って頂けるようにレシピを公開してまいりますので、お役立ていただければと思います。

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フェィジョアーダ

カテゴリ : 赤センマイ・ギアラ(第4胃)
今週は、価格も手ごろな赤センマイの薄い部分を使ってブラジル料理のフェジョアーダにチャレンジしてみました。
本場ブラジルでは豚の塩漬け肉や内臓を使って作る、とてもポピュラーな家庭料理です。
日頃不足しがちな食物繊維が豆にしっかりと入っているので、便秘がちな方にはうってつけの料理だと思います。
今回は本場に少しでも近づける為にブラックビーンズを使っていますが、フェイジョアーダのフェイジョンとは、豆という意味だそうです。なので、ブラックビーンズが手に入らなければ、他の豆を使って頂いてもいいと思います。

フェィジョアーダ

*材料*
薄赤センマイ
(切ったもの)
  200g ベーコン又はハムブロック   100g 玉ねぎ    中1個
ニンニク     3片 ブラックビーンズ缶     1缶 オリーブオイル   大さじ1
ローリエ   2枚 塩・胡椒   少々  ご飯   600g
オレンジ    2個 プチトマト    12個 ほうれん草 1と1/2束

*作り方*
切り薄赤センマイを流水でよく洗い、ザルに上げて水気を切る。ベーコン又はハムブロックを1㎝角に切っておく。

鍋に水600ccと①を入れて火にかけ、沸騰してきたら灰汁を丁寧に取って15分煮る。

玉ねぎとニンニクをみじん切りにし、フライパンにオリーブオイルを熱し全体が少しきつね色になるまで炒める。

③を②に加え、ブラックビーンズ、ローリエを加えて1時間~1時間半煮る。途中、焦げないように時々かき混ぜる。

ブラックビーンズ缶とベーコン等の塩気である程度味が付いているので、味見をして足らなければ塩・胡椒で調える。

⑤をにている間に、ほうれん草を洗って茹で、1㎝長さに切っておく。オレンジは皮をむいて食べやすい大きさに切り、プチトマトは洗っておく。

皿にご飯と⑥を彩りよく盛り合わせ、⑤をその横に盛る。
2013-05-24 00:00:00

タン下と搾菜の中華蒸し

カテゴリ : タン(舌)
今週は、タン下を使って中華蒸しを作ってみました。
材料と調味料を合わせて蒸すだけなので、簡単に作って頂けると思います。
お肉を沢山使っていますが、蒸してあるので意外にあっさり召し上がって頂けます。
なので、若い方からお年を召した方まで幅広く気に入って頂けると思うので、ぜひ作ってみてください。
少し濃い目の味にしてありますので、ご飯のおかずにもお酒のおつまみにも召し上がっていただけます。

タン下と搾菜の中華蒸し

*材料*
タン下   300g 搾菜    80g 醤油   小さじ4
砂糖   大さじ1 紹興酒  小さじ1と 1/2 塩・胡椒    少々
辣椒醤 小さじ1/2 胡麻油  大さじ1 片栗粉   25g
青ネギ   1本 セロリの葉   適宜    

*作り方*
タン下を薄いそぎ切りにしてボールに入れ、醤油~辣椒醤までの調味料を加えて、手でよく混ぜる。混ざったら胡麻油を加えて更に混ぜ、片栗粉も加えて全体にまぶすように混ぜる。

①を少し深さのある皿に全体が均一になるように広げ、蒸気の上がった蒸し器に入れて1時間蒸す。

青ネギを刻み、セロリの葉は細い千切りにしておく。

②が蒸しあがったら③を彩りよく散らす。
※仕上げに散らすネギは、白ネギを使って頂いてもいいです。その場合は、1/3本です。
セロリの葉は生姜の千切りや香菜を代わりに使って頂くと、また違った風味が楽しめますので、お試しください。
2013-05-17 00:00:00

ミノの湯引き胡麻ソース添え

カテゴリ : ミノ(第1胃)
最近、少しずつ気温も上がってきて「今日は暑いですね。」と挨拶をする日が増えてきましたね。
こんな時は、さっぱりとしたものが食べたいと思いませんか。
今週は、手間が掛からず直ぐに出来るミノの湯引き胡麻ソース添えをご紹介します。
野菜の量を増やしてサラダとして召し上がって頂くのも、メタボが気になる方や、女性にとっては嬉しいのではないかと思います。

ミノの湯引き

*材料*
ミノ   300g 大根    5㎝  人参   1/3本
胡瓜   1/2本 青シソ    適宜    
胡麻ソース
白練り胡麻 大さじ2 大さじ2半 鎮江香醋   大さじ1
砂糖  大さじ3~4 醤油   小さじ1 おろし生姜   小さじ1
ごま油  小さじ2 刻み葱   適宜    

*作り方*
ミノに細かい切り目を入れて7㎜から1㎝幅に切る。

大根、人参、キュウリは千切りにして皿に盛り、青シソを添えておく。

鍋に湯を沸かし沸騰したら①を加えて5分から7分茹で、ザルに上げて冷ましておく。

小さなボールに練り胡麻と砂糖をいれ、酢を少しずつ注ぎながらよく混ぜる。練り胡麻が滑らかになってきたら醤油、おろし生姜、鎮江香醋を加えて更に混ぜる。

④にごま油を加えて混ぜ、全体が滑らかになったら、刻みネギを加えてサッと混ぜ、小皿に盛っておく。

③を②に盛り付け、⑤を添える。
野菜は他に、レタスやトマト、キャベツ等、冷蔵庫にあるものを使っていただいてもけっこうです。
2013-05-10 00:00:00

赤センマイの辛味炒め

カテゴリ : 赤センマイ・ギアラ(第4胃)
ゴールデンウィークも半ばを過ぎましたね。今週のレシピは、家飲みをするのにぴったりの料理をご紹介いたします。
お醤油の香ばしさと、豆板醤のピリッとした辛味が、ビールにも日本酒にも焼酎にも合うので、お酒がついついすすんでしまいます。
少し濃い目の味付けにしていますので、ご飯のおかずとしても楽しんで頂けます。
私なんかは、赤センマイのコリコリとした食感と脂の甘味についつい箸が伸びてしまうんですよね。
皆さんもおためしください。

赤センマイの辛味炒め

*材料*
 赤センマイ    300g 青ネギ    2本 ニンニク    1片
豆板醤  小さじ1/3 醤油   小さじ2 砂糖   小さじ1
 小さじ1 添え野菜   適宜 サラダ油  大さじ1

*作り方*
赤センマイを流水でよく洗い、ヌメリを取ってペーパータオルで水気を取る。

①の裏面(脂が付いてる方)の余分な脂を取って、格子状に細かい切り目を入れて一口大に切る。

青ネギは斜め1㎝幅に、ニンニクは皮をむいてスライスしておく。添え野菜もきれいに洗って適当な大きさにちぎって皿に盛っておく。

フライパンにサラダ油とニンニク、豆板醤を入れてし、香りが出てくるまで炒める。

④に②を加えて赤センマイが白っぽくなってくるまで炒め、③の青ネギを加えて更に炒める。

⑤に砂糖、醤油、酒を加えて火を弱め、全体に絡ませるように炒め合わせる。

辛い物がお好きな方は、豆板醤の量を増やして頂いてもいいですよ。
2013-05-03 00:00:00

ソルロンタン

カテゴリ : その他 (複数部位使用)
先日、とても嬉しい事がありました。お問い合わせのページから「いつも楽しみにホルモンレシピをみています。とても参考になります。」とのメールを頂き、すごくすごく嬉しくて、直ぐに家族に報告しました。レシピが浮かばず、行詰まる事も時々ありますが、このように楽しみにしてくださっている方がいらっしゃると思うと頑張れます。皆様に支えられているんだと実感でき、本当にうれしく思います。今後も頑張りますので、よろしくお願いいたします。

さて、明日からゴールデンウィークが始まりますよね。普段は仕事等で時間が取れないですが、ゴールデンウィークのように連休で時間に余裕のある時に是非作ってみて頂きたい、韓国でポピュラーなソルロンタンをご紹介します。煮込む時間はけっこう掛かりますが、時間をかけるだけあって、出来上がったスープの味は絶品です。
ソルロンタンは韓国の家庭料理で、牛骨や牛肉、ホルモンを入れて作るスープです。
強火でグラグラ煮るので、スープが白濁し、骨や肉、内臓からエキスがたっぷり出てとても濃厚で、コラーゲンもたっぷりの女性にとっては嬉しいスープだと思います。
煮込む時にしっかり灰汁と脂を取り、見た目の割にあっさりと召し上がって頂けるように仕上げています。普通はあまり野菜などは入れないようですが、折角の美味しいスープなので、そのスープが浸み込んだらきっと美味しくなると思ったのと、健康面を考えると野菜を召し上がって頂いた方がいいと思い、今回は入れてみました。本格的に作ってみたい方は、野菜を抜いていただいてもいいですよ。
本場韓国では、ご飯やそうめんが入っているそうです。
最初に、一度茹でこぼして骨や肉類に付いた灰汁を洗うので、その時の手間は少しかかりますが、鍋に入れて火にかけてしまえば、後は煮汁の減りに気を付ければいいだけなので、作ってみてくださいね。

ソルロンタン

*材料*
牛骨 1袋 こま肉 200g ホルモン 200g
人参 中1本 大根 150g 青ネギ 2本
ニンニク 3~5片 小さじ2 薄口しょうゆ 小さじ2
大さじ2 胡椒 少々 糸唐辛子 適宜

*作り方*
牛骨をよく洗い、大きなボールに入れて一晩水に浸けて血抜きをする。

①の牛骨とこま肉、ホルモンを鍋に入れ、ひたひたの水を張って火にかける。

②が沸騰して灰汁が出てきたら、ザルにあけて茹でこぼす。流水で骨や肉の周りに付いた灰汁をきれいに洗って鍋に戻し、たっぷりの水を加えて火にかけ、沸騰して細かい灰汁が出てきたら丁寧に取る。水が減る事に気を付けながら、強火で1時間煮る。水が減ってきたらその都度足していく。

大根とにんじんの皮をむき、大根は1㎝幅のいちょう切り、人参は1㎝幅の半月切りにして⑤に加えて更に30分煮る。

ニンニク酒、塩、薄口しょうゆを入れて火を中火にし、更に1時間~1時間半煮る。

⑤を煮込んでいる間に、青ネギを刻んでおく。

⑤の味をみて塩・胡椒で調えて器に盛り、⑥を散らして糸唐辛子を上に添える。
韓国では、ソルロンタンにはカクテキが付き物だそうで、相性のよい料理だとされています。

※ホルモンは、今回はハチノスを使っていますが、ミノやタン、大腸等いろいろな部位を使っていただいてもいいです。いろいろな部位を使われると、また違った味わいのソルロンタンを楽しんでいただく事ができますので、お試しください。
2013-04-26 00:00:00

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