だんだんと気温が下がり、秋が深まってきましたね。
先日、食肉に携わる方々が集まるイベントがあり参加してきました。
今週は、その時に試食用として来場者にお配りした料理をご紹介します。
オーストリア料理でチレ(脾臓)を使ったお料理です。
ミルツシュニッテンと言います。ミルツとはドイツ語で脾臓、シュニッテンは薄切りと言う意味です。
チレは別名タチギモと呼ばれ、知っている人は知っている。という普段はあまり見かけない部位で、一見レバーのようですが、レバーよりも血生臭さは少なく、ふわっと柔らかい食感の部位です。
好き嫌いが分かれる部位ですが、ハーブを使って食べやすい感じにしてみましたのでお試し頂ければと思います。
お酒のおつまみには持って来いのフィンガーフードなので、今月末のハロウィンの時にいかがですか。
*材料* |
チレ |
100g |
玉ねぎ |
1/4個 |
卵(Lサイズ) |
1個 |
パセリ |
1本 |
塩・胡椒 |
少々 |
オレガノ |
小さじ1 |
タイム |
小さじ1/2 |
おろしニンニク |
小さじ1 |
バター |
大さじ2 |
オリーブ油 |
適宜 |
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*作り方* |
① チレを適当な大きさに切ってフードプロセッサーに入れ、粗めのペースト状にする。 |
② バゲットは薄切り、玉ねぎとパセリはみじん切りにしておく。 |
③ フライパンにバターと玉ねぎを入れて火にかけ、黄金色になるまで炒める。 |
④ ③の火を止めて①、塩・胡椒、オレガノ、タイム、おろしニンニク、卵を入れて全体が滑らかになるまでよく混ぜる。 |
⑤ ④を再び火にかけ、バゲットに塗れる硬さになるまで焦がさないように混ぜながらひを通す。 |
⑥ ⑤に②のパセリを加えて混ぜ、②の薄切りしたバゲットにバターを塗る要領で薄く塗りつける。 |
⑦ フライパンに深さ8mmぐらいになるようにオリーブ油を入れて熱し、⑥をペーストを塗った方を下にして並べるようにして揚げ焼きにする。 |
⑧ ⑦の表面にうっすらと焦げ目がついたら裏返し、きつね色になるまで焼き、ペーパータオルの上に置いて油を切ってから皿に盛り付ける。 |