寒くなってくるとあったかい煮込み料理が恋しくなってきます。
最近私のマイブームがドイツやオーストリアの料理なんです。
ドイツやオーストリアといえば、ソーセージにジャガイモ、シュニッツェルが思い浮かぶと思うのですが、ドイツやオーストリアの冬は北海道よりも緯度が北寄りにある為、かなり寒いんです。
ドイツ北部などは、10月後半に入ると気温が5℃ぐらいになるんです。
なので、寒さ厳しい冬を乗り切るためにバラエティに富んだ煮込みが郷土料理として存在しています。
今週はその中から、美しさで有名なオーストリア皇妃エリザベートの夫、フランツ・ヨーゼフ1世も大好物だったターフェルシュビッツをご紹介します。
とてもシンプルな料理ですが、色々なソースを用意してバリエーション豊かに楽しめる料理です。
今回はホースラディッシュを加えた定番のリンゴソースとほうれん草のソースをご用意しました。
*材料* |
ツラミブロック |
600~800g |
ブーケガルに |
1束 |
ニンジン |
2本 |
玉ねぎ |
1個 |
セロリ |
1本 |
コンソメキューブ |
1個 |
塩・胡椒 |
少々 |
ジャガイモ |
3個 |
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(アップルソース用) |
リンゴ |
2個 |
グラニュー糖 |
大さじ 2 |
レモン汁 |
大さじ1ト1/2 |
水 |
1カップ |
塩 |
一つまみ |
おろしホースラディッシュ |
適宜 |
(ほうれん草ソース用) |
ほうれん草 |
1束 |
コンソメキューブ |
1/4個 |
熱湯 |
大さじ2 |
牛乳 |
大さじ3 |
バター |
少々 |
塩・胡椒 |
少々 |
*作り方* |
① 玉ねぎを4~6つ切りにする。セロリは筋を取って10cm長さに切る。ニンジンは皮をむいておく。 |
② 鍋にツラミとたっぷりの水を入れて火にかけ、沸騰して灰汁が出てきたら取る。 |
③ ②に①とブーケガルに、コンソメキューブを加えてアク取りシートをかぶせ、弱火で1時間半~2時間煮る。 |
④ リンゴの皮をむいていちょう切りにして鍋に入れ、ホースラディッシュ以外のアップルソースの材料を加えて火にかけ、水気がなくなるまで弱火で煮る。 |
⑤ ④のリンゴが柔らかくなったら粗めのマッシュにして冷ます。冷めたらおろしホースラディッシュを加えて混ぜ合わせ、ソース用の器に盛る。 |
⑥ ほうれんそ草を茹でて熱湯で溶かしたコンソメキューブ、牛乳、バターと一緒にミキサーにかけてペースト状にし、塩・胡椒で味を調えソース用の器に盛る。 |
⑦ 鍋に水とジャガイモを入れて火にかけて茹でる。ジャガイモが柔らかくなったら取り出して粗熱を取り、皮をむいて食べやすい大きさに切って皿に盛る。 |
⑧ ③の肉が柔らかくなったら肉を取り出して好みの厚さにスライスする。ニンジンも取り出して食べやすい大きさに切って、肉とニンジンを⑦の皿に盛り付ける。 |
※残った煮汁は温めてスープとして召し上がって頂いてもいいですし、水やワインを足してカレーやシチューなどに使ってもおいしく召し上がって頂けます。