新鮮さと、味、質にこだわった美味しいホルモンを皆様の食卓へ!! 大阪コリアタウンにある Meat cook SAKURAMOTO

ホルモン料理は焼肉やモツ鍋だけではありません。
しかし、一般的にはそのことがあまり周知されていません。
ホルモンは栄養豊富で食べ方によっては、とてもヘルシーになったり、ガッツリ系になったり、変幻自在の食材です。
その食べ方が、焼肉やモツ鍋ぐらいしか知られていないのは、とても残念な事だと常々思っておりました。

そこで今回、ホームページを立ち上げるにあたり、もっと皆様にホルモンの食べ方を知って頂き、身近な食材として毎日の食卓に取り入れて頂けるように、世界各国のホルモン料理やオリジナル料理をわかり易く、出来るだけ手間のかからない方法で作って頂けるようにレシピを公開してまいりますので、お役立ていただければと思います。

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アメリカンBBQハニカム

カテゴリ : ハチノス(第2胃)
先週は、いきなりの夏日が到来しましたが、今週に入り平年並みの気温に戻ってきましたね。
夜は窓を開けて寝ると、少し肌寒いくらいです。
さて今週は、間もなく父の日なので、ハチノスを少しおしゃれな一皿にしてみました。
軽くソテーをしてから煮込むだけなので、気軽に作って頂けると思います。
アルコールが好きなお父さんにはワインを添えてみるのはいかがですか?
母の日に比べて少々存在感の薄い父の日ですが、日頃、家族の為に頑張ってくださっているお父さんの労をねぎらって差し上げて欲しいと思います。

 アメリカンBBQハニカム

*材料*
ハチノス(1時間下茹でしたもの) 1枚 玉ねぎ 1個 オリーブ油 大さじ1
塩・胡椒 適宜 バター 大さじ1 黒胡椒(仕上げ用) 適宜
刻みバジル 適宜        
(煮込み用調味料)
刻みピクルス 50g 砂糖 大さじ1と1/2 トマト水煮 1カップ
大さじ2と1/2 とんかつソース 大さじ1 醤油 小さじ2
赤ワイン 50cc        

*作り方*
1時間下茹でしたハチノスに塩・胡椒をして下味をつけておく。

小さいボールに煮込み用調味料の材料を全て入れて混ぜておく。

玉ねぎの皮をむいて半分に切り、繊維に直角に1cm幅に切る。

フライパンにオリーブ油を熱し、①のハチノスの表面を焼いて鍋に移す。

④のフライパンにバターを足して③の玉ねぎを表面が半透明になるまで炒め、④の鍋に入れる。

④の鍋を火に掛け、②の合わせた調味料を加えて蓋をし、弱火で20分煮込む。焦げないように時々かき混ぜる。

⑥のハチノスを裏返して再び10~15分煮込む。

⑦を皿に盛り、黒胡椒と刻みバジルを飾る。




2014-06-13 00:00:00

ランプレドット

カテゴリ : 赤センマイ・ギアラ(第4胃)
まだ6月に入ったばかりだというのに、ここ数日前からいきなり夏日が続いており、体調を崩されている方や熱中症で搬送された方がたくさんおられるようですね。
今年もやはり異常気象の年になるんでしょうか?
今週は、そんな暑い日にぴったりの少しピリッと辛みの効いたイタリアンサンドイッチをご紹介しようと思います。
ランプレドットと言い、牛の胃袋を煮込んだフィレンツェの名物料理で、屋台等でフォカッチャやパニーニにはさんで売られています。緑のハーブで作ったサルサ・ヴェルデ(緑のソース)や辛味のあるオリーブ油をかけて頂きます。

 ランプレドット

*材料*
薄赤センマイ 500g 玉ねぎ 1個 ポロネギ 1/2本
セロリ 1/2本 ブーケガルニ 1束 トマトペースト 大さじ3
小さじ1 黒胡椒 小さじ1/2 適宜
フォカッチャ 4個        
(サルサ・ヴェルデ)
イタリアンパセリ 1/2パック バジル 1/2パック ミント 少々
エクストラバージンオリーブ油 大さじ2 アンチョビ 小さじ1強 マスタード 大さじ1/2
レモン汁 大さじ1 少々 ケッパー 小さじ1
パン粉 大さじ1 おろしニンニク 小さじ1 唐辛子漬
  オリーブ油 
適宜 

*作り方*
薄赤センマイを流水できれいに洗い、汚れやヌメリを取ってザルに上げ水気を切る。

大き目の鍋にたっぷりの水と①を入れて火に掛け茹でる。沸騰したらザルに上げて洗い、一口大に切って鍋に入れ、薄赤センマイが被るくらいの水を入れて再び火に掛ける。

②が沸騰してきたら、丁寧に灰汁を取ってブーケガルニを入れて弱火で30分煮る。

玉ねぎ、ポロネギ、セロリを薄切りにしてオリーブ油でしんなりするまで炒める。

③に④とトマトペースト、塩を加えて1時間~1時間半煮る。途中水の量が少なくなってきたら様子を見ながら焦げ付かない程度に足す。

フードプロセッサーにサルサ・ヴェルデの材料を全て入れペーストにする。

フォカッチャを横2つにスライスし、オーブントースターで軽く焼く。

⑦を2つに広げ、片方に⑤を載せ、⑥のサルサ・ヴェルデと唐辛子漬オリーブ油をかける。もう片方の表面に⑤の煮汁を塗り広げてはさみサンドイッチにする。

※ポロネギが無ければ、白ネギで代用して頂いてもOKです。
※唐辛子漬オリーブ油が無ければ、カイエンペッパーかレッドペッパー、一味唐辛子のいずれかで代用していただき、生食用のオリーブ油を使ってください。


2014-06-06 10:11:00

レバーのトルコ風ビラウ

カテゴリ : レバー(肝)
明後日から6月になり、段々と暑さの増してくる季節になってきました。
酷暑をを乗り切るために、今から身体に栄養補給をして体調を整えておきたいものです。
今週は、栄養たっぷりのレバーと食物繊維たっぷりのドライフルーツを使って、トルコ風のビラウ(トルコではピラフの事をビラウと言います。)をご紹介します。
このレシピは、10年ぐらい前にトルコ人の友人から教えてもらったレシピを基に日本人にも食べ易いように少し私なりにアレンジしてみました。

 レバーのトルコ風ビラウ

*材料*
バスマティライス 2カップ 牛レバー 300g 玉ねぎ 1/2個
セロリ 1本 人参 1/3本 種なしプルーン 10個
デーツ 6個 ブイヨン 2カップ弱 赤ワイン 大さじ1
オリーブ油 大さじ1 バター 大さじ1 フライドミント 適宜
松の実 15g カシューナッツ 20g 醤油  大さじ1/2 
(ミックススパイス用)
小さじ1 クミン 小さじ1/2強 シナモン 小さじ1/6
カルダモン 小さじ1/4 クローブ 小さじ1/4 オールスパイス 小さじ1/6
胡椒 少々 ナツメグ 小さじ1/6    

*作り方*
バスマティライスを洗ってザルに上げ水をきって30分置く。

レバーを2cm角に切って氷水の入ったボールに入れて10~15分血抜きをする。

玉ねぎ、人参、セロリをみじん切りにし、種なしプルーンは半分か4つ1に切る。デーツは種を取って1㎝角に切っておく。

ミックススパイス用の香辛料を混ぜ合わせておく。

フライパンにオリーブ油を熱し、③の玉ねぎ、人参、セロリを半透明になるまで炒め、➀のバスマティライスを加えてコメが半透明になるまで炒める。

⑤に混ぜ合わせておいたミックススパイスの2/3量を⑤に加えて炒め、全体にスパイスが行き渡ったら炊飯器に移す。

⑥に松の実、カシューナッツ、デーツ、プルーン、ブイヨンと赤ワイン、醤油を加えてザッと混ぜ、炊飯器の炊き込みモードでスイッチを入れる。

②のレバーの水気をペーパータオルで取り、野菜と米を炒めたフライパンにバターを加えてレバーを炒める。
レバーに火が通って全体が白っぽく色が変わってきたら、残りのミックススパイスを加えて1分半~2分ぐらい炒める。

⑦の炊飯器が炊き上がり5~8分前になったら⑧のレバーを加えて炊き上げる。炊き上がったら全体をザッと混ぜて器に盛り、好みでフライドミントを添える。

※バスマティライスが手に入らなければ、日本の米で代用しても良い。その場合はブイヨンの量を心持控えめにして硬めに炊き上げる。
※ミックススパイス用のスパイスが手に入りにくい場合は、手に入るスパイスにガラムマサラやカレー粉を混ぜて代用しても良い。
※フライドミントは生のミントをよく洗って水気を取り、低温の油でカラカラになるまでゆっくりと揚げる。ミントの爽やかな香りがレバーの臭みを抑え、食べ易くなります。フライドミントを作るのが面倒な時は、ポテトチップスを砕いたものや市販のフライドオニオンにスパイスコーナーで売っているドライミントを混ぜたものを使って頂いても、違った食感が楽しめます。

2014-05-30 00:00:00

赤すじのハニーソテー

カテゴリ : 赤すじ(食道)
5月も後半になり、そろそろ外の気温も上がり始め、ジトジトした梅雨を迎える時期になってきました。
梅雨になると晴れ間が見えるのも、数少なくなりますので今のうちに週末、晴れ間が見える日があればピクニックに出掛けるのはいかがですか?
でも、朝早くからお弁当のおかずをあれこれ作るのも億劫ですよね。
なので、前日に下ごしらえをして当日の朝はフライパンでソテーするだけで出来る料理はいかがでしょう。
グリーンサラダやフルーツ、クッキー、ポテトチップスなどを用意して、主食はピクニックに行く途中でお気に入りのパン屋さんに寄って焼き立てパンを買う。
これなら日本式のお弁当を作るよりも気軽にピクニックを楽しむ事ができます。
実はこれ、私が時々仲のいいお友達や家族と楽しむピクニックの手法なんです。
車に乗らなくていい時などは、これにシャンパンやチーズを持っていくこともあります。
折り畳みテーブルにテーブルクロスを敷いて、かわいい柄の紙皿やコップを並べて持ってきた食べ物や飲み物を並べると、雑誌に出てくる外国のピクニック風景のようでとても素敵に仕上がります。皆さんも一度試してみてください。

 赤すじのハニーソテー

*材料*
赤すじ 2本 小さじ1 ミックスハーブ 小さじ1
ハチミツ 大さじ1強 醤油 大さじ1 オリーブ油 大さじ1

*作り方*
赤すじの表面と裏面に隠し包丁を入れて、2㎝幅の一大に切る。

ビニール袋に①を入れ、塩、ミックスハーブを加えて全体にまぶすようにビニール袋を振る。

②にハチミツ、醤油を加えて赤すじ全体に揉みこむようにビニール袋を揉む。

③を冷蔵庫に入れて一晩寝かす。

フライパンにオリーブ油を熱し、④を加えてソテーする。



2014-05-23 00:00:00

大腸と豆のメキシコ風煮込み

カテゴリ : 大腸
先日、突然メキシコ料理が食べたくなりました。5月だというのに急に夏日のような天気になったせいかもしれません。私は、メキシコには行った事が無いんですが学生の頃、メキシコに隣接しているアメリカアリゾナ州にいた事があり、メキシコ料理はアリゾナでは大変ポピュラーな料理として定着していました。
辛くない唐辛子のチリパウダー独特の香りとトマトの酸味、当時日本で食べた事のなかった味にはまってしまったものです。
今週は、そんな私の思い出の味をご紹介します。

 大腸と豆のメキシコ風煮込み

*材料*
大腸 1枚 大豆水煮 1缶 玉ねぎ 1/2個
ニンニク 1~2片 セロリの葉 1本分 トマト水煮 1/2缶
ローリエ 1枚 300~400cc 赤ワイン 100cc
小さじ2/3 チリパウダー 小さじ1と1/2 オレガノ 少々
クミン 少々 胡椒 少々 オリーブ油 大さじ1

*作り方*
大腸を流水でよく洗ってヌメリを取り、大き目の鍋にたっぷりの水とともに入れて火に掛け、5~10分灰汁を取りながら茹でる。

玉ねぎ、ニンニク、セロリの葉をみじん切りにする。

➀をザルに上げて粗熱を取り、一口大に切る。

鍋にオを熱して②の野菜を加えて全体が半透明になるまで炒める。

④に③と水、ローリエを加えて大腸が軟らかくなるまで30~40分煮る。

⑤にトマト水煮、塩、チリパウダー、オレガノ、クミン、胡椒を加えて40分弱火で煮る。途中、焦げないように時々かき混ぜる。

※今回は辛い唐辛子は使っていませんので、お子様や辛い物が苦手な方にも安心して召し上がって頂けます。
辛い物がお好きな方は、好みでチリペッパーを加えて頂ければいいかと思います。


2014-05-16 13:53:38

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