過ごしやすい季節なので、旅行に行かれる方もいれば、バーベキューやピクニックに行かれる方、はたまたゴールデンウィークぐらいお家でのんびり過ごしたい方等、過ごし方は十人十色だと思います。
今週は、お家でゆっくり過ごされる方にうってつけのレシピをご紹介しようと思います。
フランスアルザス地方の郷土料理でベックオフ(ベッコフ又はベッケオフともいう)という料理です。
昔、農作業や洗濯に行くときに、前日にハーブやお肉をワインに漬込んでおき、朝に漬込んだお肉と野菜を耐熱のお鍋に放り込んで準備をし、農作業や洗濯に行くときに村のパン屋にその鍋を預けて、パン焼き窯の残り火に放り込んでもらい夕方に農作業や洗濯を終えた帰り道、パン屋に寄って朝預けた鍋を持って帰って夕食にそれを食べていたそうです。
遠赤効果で肉や野菜が煮崩れせずにちょうどいい具合にやわらかくなり、野菜の旨味をお肉が吸ってとても美味しくなります。
前日にハーブとお肉をワインで漬込んでおき、翌日に野菜と一緒に鍋に入れてオーブンに放り込んでおけば、後はせっかくのお休みをゆっくりお過ごしください。
*材料* | |||||
頬肉 | 1枚 | ジャガイモ | 2~3個 | 人参 | 1本 |
玉ねぎ | 1個 | 白ネギ | 1と1/2本 | セロリ | 1本 |
椎茸 | 4~5枚 | バター | 大さじ2 |
(漬込み用) | |||||
塩 | 小さじ1 | ミックスハーブ | 小さじ1/2~1 | ||
白ワイン | 150~200cc | ベイリーフ | 1枚 | 胡椒 | 少々 |
*作り方* |
① 頬肉を2㎝角に切り、塩・胡椒・ミックスハーブを全体にまぶしてボールに入れる。 |
② ②に白ワインとベイリーフを加えて全体を混ぜてラップをし、冷で一晩寝かす。 |
③ ジャガイモの皮をむいて大き目の一口大に切る。人参は乱切り、玉ねぎは1㎝幅に切る。白ネギは3㎝長さ、セロリは筋を取って2㎝長さに切る。椎茸は石づきを取って大きい物は2つに切る。 |
④ オーブンOKの蓋付耐熱容器に②を入れ、その上に③の野菜を加え、バターを1㎝角に切って上に散らして蓋をする。 |
⑤ 180℃のオーブンに④を入れ、2時間半~3時間蒸し焼きにする。 |
※野菜は好きなものや季節の物を入れて頂いてもいいです。
例えば、ズッキーニ、トマト、かぼちゃ等