新鮮さと、味、質にこだわった美味しいホルモンを皆様の食卓へ!! 大阪コリアタウンにある Meat cook SAKURAMOTO

ホルモン料理は焼肉やモツ鍋だけではありません。
しかし、一般的にはそのことがあまり周知されていません。
ホルモンは栄養豊富で食べ方によっては、とてもヘルシーになったり、ガッツリ系になったり、変幻自在の食材です。
その食べ方が、焼肉やモツ鍋ぐらいしか知られていないのは、とても残念な事だと常々思っておりました。

そこで今回、ホームページを立ち上げるにあたり、もっと皆様にホルモンの食べ方を知って頂き、身近な食材として毎日の食卓に取り入れて頂けるように、世界各国のホルモン料理やオリジナル料理をわかり易く、出来るだけ手間のかからない方法で作って頂けるようにレシピを公開してまいりますので、お役立ていただければと思います。

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パニーノ・コン・ミルツァ

カテゴリ : チレ(脾臓)
今週は、ちょっと変わったイタリアのB級グルメをご紹介します。
名前をパニーノ・コン・ミルツァと言い、シチリアのパレルモで昔から食べられているものです。
ミルツァとはイタリア語で脾臓のことです。
ご当地シチリアでは、「パーネ・カ・メウサ」とシチリアの方言で親しまれています。
作り方はとてもシンプルで、チレ(脾臓)を下茹でして食べ易い大きさにし、油で煮ます。それを少し甘めのパンにリコッタやカチョカバロ等と一緒に挟んで、好みでレモンをかけて食べるモツのバーガーです。
本来はチレを茹でてから油で煮るのですが、ご家庭では後の処理などが大変ですし、身体の事を考えると高カロリーなのが気になりますので、今回は茹でた後オリーブ油で炒めてみました。

 パニーノ・コン・ミルツァ

*材料*
チレ 300g セロリの葉 1本分 ローリエ 1枚
イタリアンバンズ 4個 小さじ1 粒黒胡椒 小さじ1/3
マスカルポーネ 適宜 細切りチーズ 適宜 レモン汁 1/2個分
オリーブ油 大さじ2  粗びき黒胡椒  少々 ハーブミックス 小さじ1/2
少々 バター 適宜 粒マスタード 適宜

*作り方*
チレを1.5cm角に切り、たっぷりの水と一緒に鍋に入れて5分茹で、ザルに上げて流水で表面の灰汁をきれいに洗う。

①とたっぷりの新しい水を鍋に入れて火に掛け、セロリの葉、塩、粒黒胡椒を入れて30~40分中火で茹で、ザルに上げて水気を切っておく。

イタリアンバンズを横半分に切り、トースターで軽く焼きマスタードバターを切った面に塗っておく。

フライパンにオリーブ油を熱して②を炒める。

③に④とリコッタチーズ、細切りチーズを挟み、好みで粗びき黒胡椒とレモン汁をかける。

※本場ではリコッタチーズやカチョカバロを使いますが、今回はスーパーでも手に入りやすいマスカルポーネとサラダ用の細切りチーズを使っています。


2014-09-12 00:00:00

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