今週はフランス革命で断頭台の露と消えた王妃マリー・アントワネットの生まれ故郷、
オーストリア、ウィーンの伝統料理ヴィーナ・シュニッツェルをご紹介します。
マリー・アントワネットも子どもの頃食べたかもしれませんね?
本来は仔牛肉で作るのですが、牛ハート(心臓)で作ってみました。
心臓はホルモンの中でも臭みが少なくビタミン類が豊富な部位なので、これからの寒い季節にぴったりの食材です。
心臓特有の食感も楽しめるのでお試しください。
*材料* |
牛心臓 |
400g |
塩・胡椒 |
各小さじ 1/2 |
ハーブミックス |
小さじ1/2 |
おろしニンニク |
小さじ2 |
小麦粉 |
適宜 |
玉子 |
1個 |
パン粉 |
1カップ |
オリーブ油 |
1/2カップ |
バター |
大さじ2 |
*作り方* |
① 塩・胡椒、ハーブミックスを混ぜ合わせておく。 |
②牛心臓を7㎜ぐらいの厚さにスライスし、おろしニンニクを全体に塗り、①を両面にふりかける。 |
③②に小麦粉、少量の水で溶いた玉子、パン粉の順にまぶしていく。(フライものを作るときの要領と同じ手順です。) |
④フライパンにオリーブ油を入れて熱し、③を入れて薄いきつね色になるまで両面を揚げ焼きにする。 |
⑤④をキッチンペーパーの上に取り出し、フライパンに残ったオリーブ油を捨てる。 |
⑥フライパンの表面をキッチンペーパーで拭い、バターを加えて軽く溶かし⑤を戻して全体がきつね色になるまで両面を焼く。 |
⑦レモンを4つに切って、⑥を皿に盛り刻みパセリを振り掛けてレモンを添える。 |
付け合せは温野菜やグラッセなど、お好みのものを添えてください。
さっぱりと召し上がりたいときは、グリーンレタスやベビーリーフのサラダなどでもOKです。
写真は、ラタトゥイユを添えています。