新鮮さと、味、質にこだわった美味しいホルモンを皆様の食卓へ!! 大阪コリアタウンにある Meat cook SAKURAMOTO

ホルモンレシピの魅力

ホルモン料理は焼肉やモツ鍋だけではありません。
しかし、一般的にはそのことがあまり周知されていません。
ホルモンは栄養豊富で食べ方によっては、とてもヘルシーになったり、ガッツリ系になったり、変幻自在の食材です。
その食べ方が、焼肉やモツ鍋ぐらいしか知られていないのは、とても残念な事だと常々思っておりました。

そこで今回、ホームページを立ち上げるにあたり、もっと皆様にホルモンの食べ方を知って頂き、身近な食材として毎日の食卓に取り入れて頂けるように、世界各国のホルモン料理やオリジナル料理をわかり易く、出来るだけ手間のかからない方法で作って頂けるようにレシピを公開してまいりますので、お役立ていただければと思います。

ホルモンレシピ

2013-04-26 00:00

ソルロンタン


先日、とても嬉しい事がありました。お問い合わせのページから「いつも楽しみにホルモンレシピをみています。とても参考になります。」とのメールを頂き、すごくすごく嬉しくて、直ぐに家族に報告しました。レシピが浮かばず、行詰まる事も時々ありますが、このように楽しみにしてくださっている方がいらっしゃると思うと頑張れます。皆様に支えられているんだと実感でき、本当にうれしく思います。今後も頑張りますので、よろしくお願いいたします。

さて、明日からゴールデンウィークが始まりますよね。普段は仕事等で時間が取れないですが、ゴールデンウィークのように連休で時間に余裕のある時に是非作ってみて頂きたい、韓国でポピュラーなソルロンタンをご紹介します。煮込む時間はけっこう掛かりますが、時間をかけるだけあって、出来上がったスープの味は絶品です。
ソルロンタンは韓国の家庭料理で、牛骨や牛肉、ホルモンを入れて作るスープです。
強火でグラグラ煮るので、スープが白濁し、骨や肉、内臓からエキスがたっぷり出てとても濃厚で、コラーゲンもたっぷりの女性にとっては嬉しいスープだと思います。
煮込む時にしっかり灰汁と脂を取り、見た目の割にあっさりと召し上がって頂けるように仕上げています。普通はあまり野菜などは入れないようですが、折角の美味しいスープなので、そのスープが浸み込んだらきっと美味しくなると思ったのと、健康面を考えると野菜を召し上がって頂いた方がいいと思い、今回は入れてみました。本格的に作ってみたい方は、野菜を抜いていただいてもいいですよ。
本場韓国では、ご飯やそうめんが入っているそうです。
最初に、一度茹でこぼして骨や肉類に付いた灰汁を洗うので、その時の手間は少しかかりますが、鍋に入れて火にかけてしまえば、後は煮汁の減りに気を付ければいいだけなので、作ってみてくださいね。

ソルロンタン

*材料*
牛骨 1袋 こま肉 200g ホルモン 200g
人参 中1本 大根 150g 青ネギ 2本
ニンニク 3~5片 小さじ2 薄口しょうゆ 小さじ2
大さじ2 胡椒 少々 糸唐辛子 適宜

*作り方*
牛骨をよく洗い、大きなボールに入れて一晩水に浸けて血抜きをする。

①の牛骨とこま肉、ホルモンを鍋に入れ、ひたひたの水を張って火にかける。

②が沸騰して灰汁が出てきたら、ザルにあけて茹でこぼす。流水で骨や肉の周りに付いた灰汁をきれいに洗って鍋に戻し、たっぷりの水を加えて火にかけ、沸騰して細かい灰汁が出てきたら丁寧に取る。水が減る事に気を付けながら、強火で1時間煮る。水が減ってきたらその都度足していく。

大根とにんじんの皮をむき、大根は1㎝幅のいちょう切り、人参は1㎝幅の半月切りにして⑤に加えて更に30分煮る。

ニンニク酒、塩、薄口しょうゆを入れて火を中火にし、更に1時間~1時間半煮る。

⑤を煮込んでいる間に、青ネギを刻んでおく。

⑤の味をみて塩・胡椒で調えて器に盛り、⑥を散らして糸唐辛子を上に添える。
韓国では、ソルロンタンにはカクテキが付き物だそうで、相性のよい料理だとされています。

※ホルモンは、今回はハチノスを使っていますが、ミノやタン、大腸等いろいろな部位を使っていただいてもいいです。いろいろな部位を使われると、また違った味わいのソルロンタンを楽しんでいただく事ができますので、お試しください。