新鮮さと、味、質にこだわった美味しいホルモンを皆様の食卓へ!! 大阪コリアタウンにある Meat cook SAKURAMOTO

ホルモンレシピの魅力

ホルモン料理は焼肉やモツ鍋だけではありません。
しかし、一般的にはそのことがあまり周知されていません。
ホルモンは栄養豊富で食べ方によっては、とてもヘルシーになったり、ガッツリ系になったり、変幻自在の食材です。
その食べ方が、焼肉やモツ鍋ぐらいしか知られていないのは、とても残念な事だと常々思っておりました。

そこで今回、ホームページを立ち上げるにあたり、もっと皆様にホルモンの食べ方を知って頂き、身近な食材として毎日の食卓に取り入れて頂けるように、世界各国のホルモン料理やオリジナル料理をわかり易く、出来るだけ手間のかからない方法で作って頂けるようにレシピを公開してまいりますので、お役立ていただければと思います。

ホルモンレシピ

2013-04-12 00:00

ハチノスの参鶏湯仕立て


先日ハチノスを見ていたら、「これにもち米や棗を入れて煮たら参鶏湯のようになるかも?」
と思い作ってみました。
鶏と違ってハチノスは筒状になっていないので、中身が出てこないようにタコ糸で縛るのがちょっと面倒ですが、いい感じに仕上がったので、今週のレシピでご紹介します。
長く煮込んだハチノスのモチモチ感が、鶏とはまた違った風味を醸し出します。
ハチノスは牛なので、出汁には韓国の牛だし、ダシダを使いました。ダシダが手に入らなければ、牛骨や筋肉と一緒に煮込んで、塩・胡椒で味付けしていただいても美味しくできます。
ハチノスの参鶏湯仕立て

*材料*
白ハチノス 1枚 もち米 100g なつめ 5個
銀杏 10個 高麗人参 10g クコの実 5g
ダシダ 大さじ1と
1/2
塩・胡椒 適宜 ニンニク 3~5片

*作り方*
もち米をザルに入れて研ぎ、水に30分~1時間浸けておく。

ハチノスをの汚れを取り、分厚いところを薄く削いで広げる。

①の水を切ってボールに入れ、なつめ、銀杏、高麗人参、クコの実を加えて混ぜ合わせ、広げて②のハチノスの中心部に全部のせ、ハチノスを端から中身を包むようにして爪楊枝で仮止めをする。

③がバラバラにならないようにタコ糸でローストビーフを焼くときの要領で、全体を縛る。

大き目の鍋に④とニンニク、たっぷりの水を加えて火にかけ、沸騰したら灰汁を丁寧に取ってから火を弱め、ハチノスが軟らかくなるまで1時間~1時間半煮る。

ダシダを加えて更に30分煮、塩・胡椒であじを調えて器に盛る。

※ダシダが無くて牛骨や筋肉を使うときは、具材を包んだハチノスを煮込む時に一緒に入れて煮込む。この時、灰汁がたくさん出るので、しっかりと灰汁を取るようにしてください。