先日ハチノスを見ていたら、「これにもち米や棗を入れて煮たら参鶏湯のようになるかも?」
と思い作ってみました。
鶏と違ってハチノスは筒状になっていないので、中身が出てこないようにタコ糸で縛るのがちょっと面倒ですが、いい感じに仕上がったので、今週のレシピでご紹介します。
長く煮込んだハチノスのモチモチ感が、鶏とはまた違った風味を醸し出します。
ハチノスは牛なので、出汁には韓国の牛だし、ダシダを使いました。ダシダが手に入らなければ、牛骨や筋肉と一緒に煮込んで、塩・胡椒で味付けしていただいても美味しくできます。
*材料* |
白ハチノス |
1枚 |
もち米 |
100g |
なつめ |
5個 |
銀杏 |
10個 |
高麗人参 |
10g |
クコの実 |
5g |
ダシダ |
大さじ1と 1/2 |
塩・胡椒 |
適宜 |
ニンニク |
3~5片 |
*作り方* |
① もち米をザルに入れて研ぎ、水に30分~1時間浸けておく。 |
②ハチノスをの汚れを取り、分厚いところを薄く削いで広げる。 |
③①の水を切ってボールに入れ、なつめ、銀杏、高麗人参、クコの実を加えて混ぜ合わせ、広げて②のハチノスの中心部に全部のせ、ハチノスを端から中身を包むようにして爪楊枝で仮止めをする。 |
④③がバラバラにならないようにタコ糸でローストビーフを焼くときの要領で、全体を縛る。 |
⑤大き目の鍋に④とニンニク、たっぷりの水を加えて火にかけ、沸騰したら灰汁を丁寧に取ってから火を弱め、ハチノスが軟らかくなるまで1時間~1時間半煮る。 |
⑥ダシダを加えて更に30分煮、塩・胡椒であじを調えて器に盛る。 |
※ダシダが無くて牛骨や筋肉を使うときは、具材を包んだハチノスを煮込む時に一緒に入れて煮込む。この時、灰汁がたくさん出るので、しっかりと灰汁を取るようにしてください。