新鮮さと、味、質にこだわった美味しいホルモンを皆様の食卓へ!! 大阪コリアタウンにある Meat cook SAKURAMOTO

ホルモンレシピの魅力

ホルモン料理は焼肉やモツ鍋だけではありません。
しかし、一般的にはそのことがあまり周知されていません。
ホルモンは栄養豊富で食べ方によっては、とてもヘルシーになったり、ガッツリ系になったり、変幻自在の食材です。
その食べ方が、焼肉やモツ鍋ぐらいしか知られていないのは、とても残念な事だと常々思っておりました。

そこで今回、ホームページを立ち上げるにあたり、もっと皆様にホルモンの食べ方を知って頂き、身近な食材として毎日の食卓に取り入れて頂けるように、世界各国のホルモン料理やオリジナル料理をわかり易く、出来るだけ手間のかからない方法で作って頂けるようにレシピを公開してまいりますので、お役立ていただければと思います。

ホルモンレシピ

2012-07-20 00:00

牛モツの薬膳粥


夏バテ防止で土用の丑に鰻を食べたいところですが、今年はなんだか鰻が高騰していて家計には厳しい!
この夏はお財布にも優しく、土用の丑にかけて、牛モツの薬膳粥でスタミナをつけるなんていうのはいかが?
冷たく冷やしても美味しく召し上がって頂けるので、食欲のない時などにもどうぞ。

中華粥

*材料*
牛モツミックス 300g 1合 7~8カップ(モツのゆで汁と合わせて10カップにする)
生姜 1片(スライスしておく) 長ねぎ(青い部分) 10cm サラダ油 大さじ1
黒こしょう 少々 小さじ1と1/4
(薬膳食材)
干貝柱(大) 1コ
(酒大さじ1で戻してほぐしておく)
紅棗(大棗) 2コ
(種を取って刻んでおく)
紅参 3g
(高麗人蔘を蒸してから乾燥させたもの)
枸杞 小さじ1
(水小さじ1で戻しておく)
薬味 (好みで用意) 香菜 (刻んでおく) 白髪ねぎ
松の実 (軽く炒る) ラー油


*作り方*
牛モツは50℃の湯で洗いザルに上げて水気を切る
鍋にたっぷりの水とモツを入れて火にかけ、沸騰してアクが出てきたら一度ゆでこぼす。

鍋に新しい水と①のモツを入れて火にかけ、長ねぎと生姜を加えてアク取りシートを掛けてモツが柔らかくなるまで約1時間ゆでる

米を研いでザルにあげ、水気を切ってサラダ油を米全体に混ぜておく

②の鍋から長ねぎと生姜を取り出し、ゆで汁と合わせて10カップになるように水を加えて沸騰させる

④に③の米と干貝柱(汁ごと)、紅棗、紅参を加え弱火で20分炊く

塩、こしょうを加えて味を整え、水で戻した枸杞を汁ごと加え、更に10分炊く

⑥を器に盛り、薬味を添える
クコの実
主に視力減退、眼精疲労などに効果があり、古くから不老長寿の薬として、また強壮薬として用いられてきました。
紅参
冷え性、貧血、肩こり、免疫力の低下などに効果があり、脂質代謝を高めたり、ストレスを予防して生活習慣病を防ぐにも効果があるといわれています。
大棗(なつめ)
疲れ、食欲不振、貧血、不眠などに効果があり、血液をきれいにする作用もあります。
松の実
脂質、ビタミンB1、B2、ミネラル、食物繊維が多く、便秘や乾燥肌に効果があります。
香菜
健胃作用があるといわれています。